ネーム
きみを隠して死に続ける宇宙で
ネームに関するアピール
心の爆発、をわりとシンプルに解釈させていただいて、主人公の女の子が思いの丈を叫ぶシーンを感情の爆発としてクライマックスに配置、そこに物語上の仕掛けを同期させることで相乗効果で爆発を拡大、宇宙規模の情報爆発的なものをビジュアルで見せることで演出的な補強もできるかなというねらいで構成しました。
ていうか途中で気づいたのですが、これは本来なら16Pでやるネタではないですね…。尺に収めるため圧縮したら結果的にギッチギチの駆け足気味な漫画になってしまいました。総集編かな?
規定のページ内で終わらせるために宇宙人の男の子を、エヴァのカヲルくん的な爆速当て逃げキャラ(短い登場シーンの中でささっと観念的なことを言って即退場するやつ)方面に調整しました。結果的には言いたいことが言えたので良しです!
なんだか突然現れた男の子に人生を狂わされたようで女の子が不憫に思えますが、自分はこれをバッキバキのハッピーエンドのつもりで描いていて、つまり、どうせ人と人は決して分かり会えないし、この世界は真剣に生きるに値しないし、どんなことがあっても最終的には死ぬの確定してるしで、この宇宙は最悪!生まれてきた時点で罰ゲーム!みたいについつい思っちゃうので、この世は基本くそですが、でも例外的に本当に奇跡的な疑う余地もない完璧に美しい瞬間がもしも訪れれば、それだけで人生もと取ったじゃん!!と生まれてきてよかったなぁとその先死ぬまで生きていけそうな気がします。
だからそういう素敵なオチで爆発させました。ちょっと考えオチっぽいのがアレかもですけど。
文字数:670