お山のいったんもめん

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完成稿

お山のいったんもめん

完成稿に関するアピール

この話は、昔アニメであった世界名作劇場をイメージして作りました。

また、私の子供が成長が遅い時期があり、現在も療育をうけています。そこで見たり感じたりしたことを一部用いて物語にしてみました。

子供の療育にはいろいろな子供たちがやってきます。私の子供は4月から小学校にあがり通常学級に入ることに決まってます。これまでいろいろと心配もしてきたので、親としてはもちろん安心したという気持ちもあります。

しかし、そうじゃなくても、子供、親、療育施設のスタッフの人たちでつくる、温かく子供の成長をサポートしている場が存在しており、そこは外からは「見えない」かもしれませんが、イメージや見え方だけでは簡単には判断、説明ができない親密な空間があります。そういうものを物語にしてみました。

 

全三話の第一話と考えています。

ちなみに、第二話は、高木さん(机が隣の女の子)と主人公が仲良くなるというか、お互いを認め合うような話です。

第三話は、離れて暮らす母親に会いに行く話です。途中フェリーに子供一人では乗れず、いったんもめんが代わりに海を渡って母親に会いに行きます。

 

前回の講義をうけて、ネーム提出時に掲載媒体として考えていたことを少し変えました。

2つあります。

 

1つは「ぼくの鹿児島案内」という岡本仁さんという編集者が作っている本があります。

 

これにはうちのうどん屋も3回の刊行中2回紹介され掲載されています。

 

普通のタウン誌とは違い、なんと言いますか、個人的な観点から鹿児島を紹介するという感じが強く、岡本さんだけではなく、僕の友人たちの何人かもページをもらい独自の鹿児島を紹介しているというような本です。

 

普通のタウン誌より、個人の作家性というか、そのライターの個性や出自のようなものを重視している感じなので、普通のタウン誌よりは可能性あるのでは、と思います。

 

今まで三回刊行され、4回目があるのかはまだ未定のようですが、友人で編集に関わった人間に『鹿児島にゆかりのある内容で漫画を描いたから完成したら岡本さんに目を通してもらっていいかな?』とメールして返事をもらってます。

岡本仁さんは、ここ鹿屋に来た時はよく食べに来てくれますし、わたしも一緒にご飯食べたこともあり、共通の友人も多く会えば挨拶、お話を軽くするくらいの知り合いです。

 

岡本仁がマニアックな鹿児島ガイド本 “鹿児島案内”シリーズ第3弾「みんなの鹿児島案内」を発売

https://www.wwdjapan.com/602902

 

あと、もう1つは鹿児島に地方の出版社がありまして、『燦燦舎』という名前です。

桜島や西郷さんの絵本などを出版しています。ここの人(編集長兼作家)と僕の友人が昔からの知り合いで、完成したら持ち込みをしたいので、と伝えてもらってます。

ここだと書き下ろしの単行本デビューを目指すということになるかと思います。http://san-san-sha.com/

 

『鹿児島案内』と『燦燦舎』どちらがどれくらい可能性があるかはわかりませんが、どちらも完成させたら持ち込みしたいと思ってます。

 

鹿児島と一反木綿という文脈も成立する要素になってるかとも思うし、僕の漫画は絵本に近いという読み方もしてもらえるかもしれませんので燦燦舎は意外と可能性があるかもしれません。

 

そして、これとは別に(と言っていいのかは疑問ですが)今回、ひらまんを一年間受講して、今後の私の漫画についても考えを示したいと思います。

絵すら描いたことない人間でしたが、一年やってみて作劇の楽しさと、それなりに私でもやれる部分が少しはあるのを見つけることができました。

ここからさらに漫画を続けていきたいと思っています。

目標はデビューを目指してやっていきます。

もちろん、今の私の力では及ばない部分が多数あるとは思いますが、そこを目指しながら、燦燦舎や、同人誌(コミティア)、料理雑誌、ネットなど、媒体を意識しながら漫画を描いていき、その作品を持ち込みしながら、まずは担当が付くようになりたいです。

原作だけでもいいですが、とりあえずは持ち込むためにこれからは、絵柄とお話をもっと自覚的に意識しながら漫画を描いていきたいと思ってます。そして、3期も受講したいと考えています。

 

一年間とても大変でしたが、それ以上に楽しかったです。みなさんありがとうございました。

 

文字数:1771

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ネーム

お山のいったんもめん

ネームに関するアピール

掲載媒体は鹿児島県のタウン誌「TJかごしま」か「リープ」です。どこにでもあるコンビニに売っている有料のタウン誌です。

漫画は載っていません。これまで載ったこともないと思います。

今の私の実力では、漫画の雑誌、WEBは無理だと思うので、地元のタウン誌を掲載媒体に選びました。

私の地元、鹿児島県大隅半島に妖怪の一反木綿が出ると言われている山があります。

フェリーや桜島(扉絵は桜島です。今後の話の展開として桜島を舞台にした話も描きたいと思ってます。)を出して地元の読者に読んでもらいたいです。

また、生うどんつちやのオーナーが描いている漫画というのも少しはフックになるかもしれません。

 

タウン誌とはいえ、今の実力では無理だと思うので、話を完結させて(全三話のイメージです。)WEBにあげて拡散をねらい、(持ち込み投稿もWEBでしたいとは思ってます。)うまくいったらタウン誌に持ち込みたいと思っています。

 

私の絵柄だと、暗いというか、物悲しい感じになってしまいがちなので、タウン誌ということを考えて少しでも、最後は前向きに終わることを考えました。

少年もそうですが、いったんも内面の感情が伝わるように書いたつもりです。

 

 

文字数:499

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