作品プラン
《仮設寺〜反復からの道〜》ステートメント
【何を実現したかったのか】
この閉塞した世の中で、自らを未来へ押し進める為の反復作業として、仮設住宅の絵を制作し続ける。それは決して救済の場所ではない。一見すると路上生活者の住まいの様だが。現代社会にとって、仏塔と仏堂に見立てられた一つ道である。
【課題でのポイント】
手と脳と眼を総動員して負荷をかける。制作することの最も根底を支えるフィジカルな力の端緒である。
【反復する負荷作業の内容】
フィジカルな力、正に制作の基礎となりうる重要な要素であろう!今回は、ひたすら負荷をかけてみる!無心で作る!カンバスを100枚作る事からはじめる。結果、108枚の木枠を組み立て、108枚のシートを裁断し、108枚の木枠にシートを張込み、108枚のカンバスにペイント。そして、それらを構築しモニュメント化した。
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