《観察者の観察者》

作品プラン

《観察者の観察者》

私は「小説の一行目」(出版社:しょういん)という単行本の各ページに、小説の一行目に端を発するイメージを描いていきました。(この本はそのタイトル通り、いわゆる名作の、昭和10年から平成18年上半期までの芥川賞、直木賞の全受賞作品300作の一行目だけ掲載したものです。)
描きながら考えたことは、他人が発したイメージを私が受け取って発しているのだな、ということでした。それから、人間中心主義について考え、人が人に向けて描いていることについて考え、人が発したモノではなく超越した何かについて考え、ルネサンスについて考え、神のイメージについて考えながら描きました、紙に。
22_五十嵐大輔_観察者の観察者

文字数:280

課題提出者一覧