《とにかく外へ》

作品プラン

《とにかく外へ》

新芸術校に参加したのは、自分のなかに日々感じたことや考えていることがある気がするのに、それを自分以外の他人が見てわかるように、伝えること、外に出すことができずに、溜まっていくものがあると感じていたから。

それは何故なのか。人にどう思われるか心配で、恐いと思っているのはもちろんのこと、それ以上に自分が何を考えたのか、はっきり意識として上がってくるほどまで考えてないこと、感じようとしていないことが一番の理由の気がする。

それを、外に出す訓練として、自分の考えを、想いを誰かに伝えるために、100枚のポストカードにしてみようと思った。

60枚くらい描いてみると、今の私の意識は、変わっていく自分の身体と、自分とは別の生命が日々大きくなっていくことに集中していることに改めて気がついた。

自分の身体のなかで、別の生命が成長していくことを感じながら、自分自身の身体は日に日に重たく、動かしづらくなっていく。その生命を抱きしめたい気持ちと、それによって制限されていく自分自身を行ったり来たりしている。

文字数:442

07_細井惟子_とにかく外へ

文字数:0

課題提出者一覧