《ざ・たいむ・おぶ・けんじゃ》

作品プラン

《ざ・たいむ・おぶ・けんじゃ》

使用媒体:B5キャンパスノート・ボールペン・アクリル絵の具・その他
ルール:その時思ったことをすぐ描く/書く
内容:エッセイ、愚痴、作品案、写経もどき、モチーフの考察、落書き、その他(文章が8割)
媒体設定の理由:自分に最も距離が近い媒体がノートとボールペンと文字であったため。
ルール設定の理由:自分の生きた思考をその勢いのまま可視化させ、それを相対化させるため。また、100枚それぞれに異なるテーマと思考リソースをその都度設定し、自分に負荷をかけるため。
結果:『出ちゃった』
感想:100枚それぞれと向き合い、そして、できあがったもの。それは膣に注がれなかった精液そのものだった。精液は外界に出る直前までは私であって、そして私ではないものとして放物線を描き、地に落ちる。これはポジティブでもネガティブな意味でもなく、はたまた自己批判による正当化を行い再度ナルシズムの中に入っていこうというのでもない。ただ現象として『出ちゃった』精液の連続を吐き気を催しながら静かに見つめていると、どうしようもない自分というおぼろげな存在がそこに透けて見えるようなのだ。

文字数:473

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