作品プラン
《執筆体得塾 ―文章上達のために「椅子を引く」》
いい文章を書きたければ、“書”を捨てよ、椅子を引こう。
椅子の引き方、お茶の入れ方、ドアの開け方。そういった全ての行為が、文章の上手い下手に関係しているらしい。これは、ある人に文章上達術として教わったことだ。
世の中のことなんて何にも分かっちゃいないのに、偉そうに、小手先で文章を書くような真似はもうしたくない。文章を書くことを体得するための修行として、私は椅子を引くことにした。
「文章を書くということはなあ、椅子を引くことと同じなんだよ。椅子の引き方、お茶の入れ方、ドアの開け方、そういった行動すべてが文章だ。だから、いい文章を書くかどうかなんて、そいつが椅子を引いているところを見れば一発で分かる」
そんなスピリチュアルな話があるだろうか?
…
[目次]
1:文章上達術として「椅子を引く」
2:爆弾を落とすように「パソコンで書く」
3:私と小鳥と「スマホで書く」
4:死ぬ前に燃やす前提で「手帳に書く」
5:引越しをせずに「手紙を書く」
6:書く気が失せつつあるけれど「タブレットで書く」
7:詩を書こうと決めて「詩を書く」
8:トロフィーで突っつきあって「自動筆記」
9:やけにいい子ぶって「原稿用紙に書く」
10:多田さんにもらった字で「紙に書く」
《執筆体得塾 ―文章上達のために「椅子を引く」》作品映像(YouTubeリンク)
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