梗 概
江戸のマーキス
SF創作講座事務局よりお知らせ(2018.7.27)
本作品は商業媒体への掲載を予定しており、現在、本サイトでの公開を中止しております。
今後の情報はこちらでご覧ください。
https://yashimayugen.com/works/
文字数:115
内容に関するアピール
本作では、日本が、「異人」に対する開国を経た後、「異世界人」への開国とどう向き合ったかを描く。
日本の精神的な鎖国は、現在まで続いている。
本作に、幕末の有名人物は一切登場しない。
日本は、開国までは東アジアの「木と紙の文明」であった。本作では、江戸と武士階級を一度解体し、《ウッドパンク》として再構築する。
表面的には国際的な江戸も闇を抱える。トリックスター、お騒がせ者的なヴロガー(ビデオ投稿者)の主人公は、事態を引っ掻き回したあとで、自ら予想しない役割を果たす。
木徒は、単なる機械ではなく、その中身は店人である。大名が威儀を示すための超大型、裕福な商人が囲う鑑賞型、奉行所・与力などの公的権力で働く治安維持型など、大きさや特技は様々である。
店人たちも一枚岩ではない。かつて異人と和解に至ったように、店人との共存の道はあるのか。実作ではその点も描きたい。
文字数:395