課題のテーマの「花開く」を、「成功体験」として作品で表現しました。

主人公の「れん」が父と共に釣りに行き、魚を釣るという成功体験を収めるまでを物語にしてみました。主人公がわがままな性格にしてしまったがゆえに、キャラクターに振り回されてしまい、何度も物語軸に無理やり向かわせようとしてしまい、コントロールが難しかったです。

前回の作品で1人のキャラクターの日常を淡々と描くことをし他ので、今作はそれよりほんの少しだけ、物語が上下する作品を描きたくて父との関係を描いてみました。

２人の関係や会話を描くのが非常に難しく、前回と違い、明確なモデルのいないキャラを動かすということもあり、なかなかキャラクターが動かなかったです。

描きたかったシーンを何個も排除して、出来上がった作品なので、もう少しページ数が必要な物語だったかなと感じました。

あと、少し海辺に取材には行ったのですが、あまりやったことのない釣りを題材にしてしまったがゆえ、細かい描写ができませんでした。漫画を描くために、取材や知識、実体験がものすごく重要だということを痛感しました。

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