完成稿
溺れるカッパ
完成稿に関するアピール
初完成稿です。
思った以上に大変でした。
それっぽい感じにするように頑張ったつもりでいますが、線をもっと綺麗にしたいやら、どのシーンでどのトーンを使えばいいのやら、今まで顕在化してなかった問題が見えたので個人的にやれてよかったと思います。
あとネームの段階で背景の資料は準備してもいいのかもと思いました。
内容に関してですが、ネームから大きく話を変えてはいませんが、一部コメントやコマを修正している箇所があります。
文字数:203
ネーム
溺れるカッパ
ネームに関するアピール
ホームレスをしていて本当にどうしようもない状態の主人公が、ちょっと暴力的で倫理観も欠けているヒロインと出会い、そんなちょっと異常なヒロインだが主人公にとっては唯一の他者であり、ありがたい存在になり、ヒロインのことを考えて生きることを通じて少しずつ成長していけるだろう話を描きたいと思って作りました。
花開くシーンですが、
4ページで主人公(男)が人間の代わりの何かになれるなら何でもよかったと発言しているところから、
最終ページではカッパがいいと断言するようになり、何か1歩前進してるだろうことを描きました。
また、主人公が謝礼として1000円をもらい、スーパーで食べ物を買うのではなく髪を切るという選択をしたことは、結構重要だと思ってまして、以前の主人公なら1000円でスーパーで食べ物を買っていたが、ヒロインに、よりカッパ近いと思って欲しくて1000円で髪を切ることを選択したと思ってます。誰かのことを意識して行動を変えることは以前の主人公よりも一歩前進して花開いてるのかなとも思ってます。
あとは、実際に最終ページで髪型を花が咲いたような髪型、カッパヘアーにすることも花開くと掛けてます。
文字数:492