2011-2017

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完成稿

わが谷は緑なりき

完成稿に関するアピール

最近Netflixでテラスハウスを観ています(聴講生のあべさんにオススメしてもらいました!)。
テラスハウスの名前は知りつつも、「テwwラwwスwwハwwウwwwスwwwwwww」という認識だったのを恥じたいと思います。面白いです。

さまざまな目的を持った若者たちが、仕事や恋、人生の糧を求めて共同生活をするわけですが、これがも〜〜〜〜全然うまくいきません。
イケメンの恋が叶うかと思えば叶わず、人生を正したい人間は正せず、無駄に多く動く人間は多く失敗し、かと言って何もしない人間は何も叶わず。
人の失敗をみるのはいいですね、心が軽くなります(成功している人も勿論素晴らしいです)。これだけの中身を見せてくれるキャストの全員に拍手を送りたくなります。

以前、さやわか先生が講評の際「こういう若者の失敗の物語が好き」(ちょっと言葉が違うと思いますが…)と仰っていて、
そのとき初めてこれが失敗の物語なのかと気づいたくらい、描く前は切羽詰まっていたのですが、今は割と心境が明るいというか、他人事のように軽く見れるので、単純なものですね。。。
あまり知り合いに読まれたくない物語ではありますが、描いてよかったという気持ちです。

ネームから変更した点です。
・7Pの影と話しているシーンが分かりにくいとご指摘いただいた部分は、前のコマでガラスに登場させて誘導を試みました。
・オチをこの物語の中では主人公が上向きになるエピソードがないので変更しました。そのため読後感があまりよくないかもしれず、その点を心配しています。

 

文字数:645

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ネーム

2011-2017

ネームに関するアピール

Netflixの好きな番組を紹介する話にしようと思っていたのですが、Netflixのネの字も出ずに終わりました…

実際の出来事を描くか、実感を描くかでちぐはぐしたため半端になってしまったように思います。

完成稿のまえに部屋を掃除する予定です。

 

 

ところで最近Netflixで面白いと思ったのはクイア・アイです。

ゲイの男性5人(ファブ5と言います)がダサい男を大改造するビフォーアフターのお話です。

一話ごとにゲイであること、人種によるそれぞれの悩み、それらを内包しつつ、

ファッション・インテリア・食事によってイケテナイ人を美しく、

自信をもった人間にしてゆく構造になっています。

彼らファブ5は自信に満ちていて、美しく着飾り、楽しい人たちです。

 

ダサい男はファブ5をはじめからは肯定しません。

彼らに説得され徐々に自らの悩みを語り、

そしてファブ5らも悩みを話すことによってお互いの信頼関係を築いてゆきます。

 

否定することはたやすいですが、肯定してゆく作業は凝り固まった認識の中ではとても難しく、

それゆえに勇気のいることで、イケテナイ人が自ら美しくなろうと決心してゆく過程に、

いつも、このアメリカっぽい展開が嫌いだ!という自分を抑えながら感動してしまうのです。

 

だいたいにおいて、そういうものを適当な理由で言い訳をして諦めがちな自分は、

認識しているのだから行動でどうにかしてゆきたいと思う次第です。

一年間よろしくお願いいたします。

 

 

 

文字数:603

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