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「「魔法使いの弟子」を描いてください」

  • 長谷敏司
  • 課題提示、梗概審査:藤井太洋
  • 梗概審査:小浜徹也(東京創元社)
  • 実作審査:長谷敏司
  • 実作審査:井手聡司(早川書房)

梗概提出締切| 2026年5月22日(金)

梗概講評会| 2026年5月29日(金)

実作提出締切| 2026年6月19日(金)

実作講評会| 2026年6月26日(金)

 みなさんは「魔法使いの弟子」という言葉をご存知ですか? 若い魔法使いの弟子が留守中の魔法使いの真似をして呪文を唱えてほうきをに水汲みをさせますが、止め方を知らずに洪水を引き起こすという、ゲーテの物語のタイトルであり、物語の類型の一つです。
 未熟なものが力を制御できないという構造は、技術エンターテインメントにもなれば、責任について問う物語を紡ぐことができます。行きすぎた発展に警鐘を鳴らす文明批評にもなれば、成長した主人公がついに技術をものする成長物語も書けるでしょう
 当たり前すぎて、それが「型」だったことに驚くかもしれないし、今まで書いてきた作品の多くが「魔法使いの弟子」だったことに気づくかもしれません。
 だからここで意識してください。SFでは洋の東西を問わず、無数の作品がこの類型を下敷きにしていますが、みなさんには、自覚的に挑戦してもらいます。マイケル・クライトンを超えてもいいし、この型を壊しても構いません。「魔法使いの弟子」をとっかかりに生まれる面白い物語を期待しています。(藤井太洋)

課題提出者一覧