テーマ

「シーンを切りかえる。」

  • 伊藤靖
  • 斜線堂有紀
  • 大森望
  • 課題提示、梗概審査:円城塔
  • 梗概審査:伊藤靖(河出書房新社)
  • 実作審査:斜線堂有紀
  • 実作審査:田中玲遠(集英社)
  • 梗概審査、実作審査:大森望

梗概提出締切| 2025年1月17日(金)

梗概講評会| 2025年1月24日(金)

実作提出締切| 2025年2月21日(金)

実作講評会| 2025年2月28日(金)

1200字というのは、けっこう書けてしまう枚数です。

ワンシーンでキャラクターの入れかえなしでも押し切れたりします
ただ、ワンシーン、キャラクター固定で押し通そうとすると、
多くの場合、がんばっても5000字程度で息切れすることになるようです(長編を書けない人の原因の多くはこれです)。

ある程度の長さのものを書く場合、どうしてもシーンなりカットなりの切りかえが必要となります。

小説を書くという場合、どうしてもシーンの中身に集中しがちになりますが、シーンの切りかえもまた重要な要素です。たとえば基本的には、「そして次の日」みたいな雑なつなぎ方はあまり効果を生みませんし、同じ部屋での朝、昼、夜を順に描写していくことで読み手の気を引き続けようとするのは難しい挑戦になります。

シーンの切りかえを意識して話の展開を設定してみてください。
文章の力で強引に切りかえていくのも手ですが、
最初から切りかえやすい舞台を用意してしまうのも一つの手です。

 
(円城塔)

課題提出者一覧