誰がためにお昼の鐘は鳴る

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完成稿

誰がためにお昼の鐘はなる 

完成稿に関するアピール

ネームから2ページ足して、主人公と変な女の子の交流部分を増やしました。

飯田さんが変な子である必然性・主人公が心を開く必然性を再構築しました。

女の子ばっかり描いたので作画が楽しかったです。

文字数:93

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ネーム

誰がためにお昼の鐘は鳴る

ネームに関するアピール

ログライン:
主人公(中学2年)は給食のトラウマから人とごはんが食べれない(会食恐怖)。そのため、昼休みを苦痛に感じている。
ある日、昼休みの食事を最高に楽しもうとしてる変わり者の後輩に出会い、会食恐怖を克服する1歩を踏み出す。
媒体:twitter/シーモア、よもんがなどの女性系WEB媒体
◆1 「今」という観点から
・最近、給食や体育会系部活の完食指導が再び問題になっている。
 会食恐怖の原因は60%以上が完食指導と言われるため、現在も進行形で会食恐怖の種がまかれており、
 「嫌だなー」と私は日々感じている。
・この完食指導の風潮は何十年も延々と繰り返している
 (30年とか前に完食指導を受けてトラウマになった方が未だに会食恐怖で治療を受けてたりする)が、
 「完食指導は会食恐怖などの原因になるから良くないよ!」というのは実は最近やっと言われ始めたことで、
 それまでは「たくさん食べることは是である、完食指導当たり前、食べ物を粗末にしないことの何が悪いの?」
 という感じだった。
・2017年には日本会食恐怖症克服支援協会が設立され、ここ半年くらい会食恐怖がメディアにも多く取り上げられている。
・上記により「会食恐怖」の概念がSNSや一般の方にも知られるようになってきていて、
 これまで「なぜか人とごはんを食べるのが辛い、自分は変だ、ダメな奴だ」という
 名状しがたい状態だったものが「これは症状だったのか!」という気づきや治療に繋がりつつある。
◆2 上記の◆1を受けて私が描く理由
・ホワッとした概念として知られ始めている会食恐怖を、具体的にはこんな日常である、
 普通の子が普通になるもので、しかもそのつらさは理解されにくい、と漫画という目に見える形にして示したい。
・社交不安系漫画(古見さんはコミュ症ですとか、志乃ちゃんは自分の名前が言えないとか)は
 結構最終的には優しい世界で描かれてるものが多いのに、食事に関するメンタル問題系は露悪的だったり
 主人公がトンデモすぎるものが多い(「実録!痩せたい女たち〜!」みたいな)。
 食べる困難についても優しい世界で描いてるものがもっと見たい。
・ごはんがめっちゃウマい!をひたすら探求する、みたいな飯モノ漫画は基本形な気がしますが、
 その探求と併せて主人公サイドの「食べる」行為自体の問題を解決する…という、
 現実的な目的を持った飯モノはあまり見ない気がする。
・私自身も高校〜大学時代に会食恐怖で苦労したので、「うまく食べられない」ということを描いてみたいと
 前々から思っていた(以前の課題でもトライしましたが失敗した)。
・もし続けるなら、変わった昼ごはんを繰り返してくうちに
 ちょっとずつ人とごはんを食べれるようになっていくみたいなイメージ。

文字数:1138

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