完成稿
恋は計画的に
完成稿に関するアピール
とにかく死ぬほど難儀した作品でした。正直もう振り返りたくないです。
創作することに関しての考え方を何とか変えなくては変えなくてはと日々自分に言い聞かせるという、傍から見たら恐らく何もせず悶々としてるだけの作業をずっと心の中で繰り返していたので、今見返しても作画が大変なことになってしまっているなと感じております。
正直なところ、絵の描き方をほぼ忘れてしまった状態に陥り、1から描き方をまた模索しに行くという段階をこの24ページ内で行っていたので、ページによってクオリティも手順もバラバラになってしまっています。特に形のとり方が乱れまくってるので、我ながら見返してみて、精神状態の乱れを感じざるを得ません。
ただ、その試行錯誤の結果を課題10の作画で出せたと思っているので、そういう踏み台的な意味が強い作品になりました(今のところすべての作品が踏み台になってしまっているので、そろそろ何がしか成果がほしいところ)。
修正点として、「主人公が自分の人生の計画書を作っている」という部分だけ修正しました。
今振り返ると、この作品を作ったことによって、自分が漫画のネームを構築するにあたって、基本的な枠組みのようなもの(主人公のキャラをどうつけて、動機をどう与えて、どのような形で解消させ、そのための補助者は誰で、など)をある程度完成させられたというところが、自分としては大きかったのではないかと思います。
あとはこの基本的な枠組みを使って、想定読者との読み合いに発展させられれば、今後結構面白く漫画を描くことができるんじゃないかと思ったりしています。
そのあたりの大きな意識改変(これまでは自分の感情の発露だけで作品を作っていましたが、コミュニケーションとして作品を作ることに徐々に面白さを見出し始めている点)も、この作品を作る道程にありました。これも振り返ると、大きなことだったなと思います。
徐々に暗闇を抜けつつあるので、この流れで最終課題や、出版社への持ち込み原稿などに意識を移していけたらと思います。
何はともあれ、何とか完成と言えるところまで持って行けてよかったと思います。
文字数:880
ネーム
恋は計画的に
ネームに関するアピール
自分自身に作家性というものがあるとは思えなかったので、とりあえず自分自身が「今」悩んでいる事項(子育てには参加したいが、致命的に女性にモテないのでその活動に参画できない)に対して、救済となる考え方を結論として示そう、ということをテーマに話を作りました。
とにかく今までに教わった、作品づくりにあたって重要な事項(キャラを立てる、最初と最後で主人公に変化をつける、ネームを見やすく整理する)を、愚直に実行していくように心がけました。
ただ、企画の面で弱いということ、あと主人公のキャラはある程度立っているのかなと思うのですが、テーマとそこまで密接にリンクしているかというと謎なので、今後そのあたりが改善すべき部分かなと思いました。
特に企画部分については、企画というものを立てるにあたって、もう少し自分自身の考え方の流れから考えていかなければならないと思いました。
今回24ページにしてみて、主人公のキャラ立てや、その後の話の進行を考える上で、16ページと比べてかなり作りやすい長さだなと思ったので、今後24ページをメインに考えていきたいと思いました。企画部分とキャラ立て部分を分けて考えることもできるなと思ったので、24ページにしたことによって、より企画というものの重要性を認識できたことも良かったのかなと思います。
とりあえず、最近マンガに対してのモチベ低下が著しく、一度休憩が必要な雰囲気を感じているので、少し休憩を入れ、また少しずつ前進していけたらと思っています。
よろしくお願いいたします。
文字数:643