ネーム
おばけ係
ネームに関するアピール
自分がどういう考えで漫画を描いているんだろうとハッキリさせたいなとおもって、全部のページで何を考えていたのかを書き出してみました。もっといろいろ考えていたような気がしますが、おもい出せる範囲で。
- キャラクターの見てる方向とか、効果線とか、描き文字とかで、サスペンスっぽい導入をしたかった。
- 一枚目との温度差を出したいなという感じで、キャラクターを客観的にしたいなとおもい、室内の背景を描いてみました。タイトルは室内に貼ってあるみたいな
- セリフを枠内に収めるのがしんどいなとおもい、外に出そうというひらめきがありました
- 女の子とドクロを同じコマに収めることで、違和感とか、それ系が好きな人に目くばせをしました。目がキラキラしているというのは、意図的
- コマの外にセリフを出すことで、時間の流れがとぎれない感じに読めたらいいなあとおもいました
- 「やってる」という言葉を意図的に連続させることで、この後にでてくる不穏なシーンを刷り込ませられたらいいなとおもいます
- 「悪魔のいけにえ」をみて、覚醒する顔をかきたい。流れを変える
- めくった瞬間にびっくりさせたかったので、主人公の男の子が「レザーフェイス」して、動きを描いたり、描き文字を外に出したりしました(ここは、あと二ページぐらい描きたかった)
- これまではコマを節約して描いていたのですが、結構大きいコマで女の子と先生を描いて印象に残ったらいいのかなとおもいました
- 主人公が修練の結果得た怖さというのを、そもそも描かない方がいいなとおもい、結果だけを描きました
- 時間の経過を描き文字を外に出すことで、シームレスにできたらいいなとおもいました。
- 映画によくある、クライマックス直前で最悪の状況になるというのをしたかったというのと、気づいたら朝になっているというのを、シームレスにしたかった
- なんか燃え尽きた感じを出したかったので、画面を白くしました
- 肝試しの象徴(?)ドクロが捨てられて終わった感じ。ところで、楽しさって、準備する前と終わった後にしか宿らないのかなとおもうのですが、どうでしょう?
- 終わらせたかったので、今まで主人公の男が「わっ」と言ってたけど、女の子にさせてみました
- めくった先に、印象的な「先生は私がやったの」って言わせて、読者が落ち着いたなとおもったところに、もうひと展開入れることで、読後間のモヤモヤを大きくしたかった。僕は強欲なので描いた漫画をずっと憶えていてもらいたく、ラストのページに何かを仕込みたい。今回は、それまでちゃんと喋ってなかった主人公が喋って、それが、次につながりそうな終わりになっているみたいな
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