テイカピス

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完成稿

テイカ・ピス

完成稿に関するアピール

16ページを超えており、ルール上、講評対象にはならないはずのところを、
師走の翁先生が引っ張り上げてくださり、
完成稿に進む一作に選出いただきました。ありがとうございます。

掲載想定媒体は、コミティア合同誌です。

もともとコミティアに向けて、
テーマ「空から落ちてきた」に合致するものとして作成し始めたものでしたが、
プロット作成に難航し、ネームができたのがチーム内で定めた〆切の1週間前でした。
(その時点でスケジュール管理ができていなかったのは、自分の力不足です。)

〆切の延長を交渉する、もしくはふさわしくないとして落とすことも考えましたが、
1週間で〆切を守ってできるギリギリの完成稿に挑戦する道をとろうと決めて作ったのが、こちらです。

下記のことをすることで、鉛筆書きが画風に見えて、マンガとして読んでもらえるギリギリのものにできないかと考えました。
・A5サイズでつくったネームをそのままのサイズで利用
・全体の統一感のため、枠線、フキダシ、ベタ、一部セリフのみボールペンや油性マジックでペン入れするに留める
アナログで描いているので、、
・チーム員のtomitaさんの全面協力をお願いして、トンボをつけたり濃淡調整等の画像加工してもらう
・チーム員のsuda。さんの力をお借りして、セリフをフォントにしてもらう
本当にありがとうございました!

実際に合同誌にしてコミティアで自分なりに感じたことは、
阿呆みたいな話ですが、ペン入れの重要性を改めて感じることができました。
(これまで読んで話を追えれば、それでもいいのではないかと考えているふしがありました)。

売り子をしているときに、本物のマンガ雑誌のようにパラパラと見本誌を手に取ってもらって、
買う買わないを判断してもらう体験をして、
ネームとしてはひきを作って、最後まで読んでもらえるようにできたつもりでしたが、
今のクオリティではパラパラする手を止めることはできなかったと感じました。
パっと見て、買う気になるくらいクオリティがあることを示せないとダメだなと痛感しました。
また、他のチーム員の掲載作品との比較でも、絵的に弱くて負ける気がしました。

あとは、ネームの部分になると思いますが、
間が足りないのか、セリフが説明的過ぎるのか、
うまく分析できていないのですが、マンガになっていない気がしています。

マイナスなことばかり書いたので、
よかったこととしては、〆切が守れて、チームリーダーとしてその後の時間を他の編集のことに力をかけられたことです。

すでに合同誌をご覧いただいているみなさまには再掲となってしまい、申し訳ありません。
評価は読んだ人のものなので、
あまりネガティブなことは書くべきではないとは思いつつも、挑戦したことへの自分なりの反省として上に書きました。

この完成稿がマンガとして読んでもらえるのか、ご教授いただけますと幸いです。

文字数:1178

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ネーム

テイカピス

ネームに関するアピール

感触は伝わりましたでしょうか。

カエルにはもう随分触っていませんし、顔面に放尿を受けるという経験もしたことはありません。女子に手を引かれたこともないと思います。

経験したことがない感触で共感してもらえるのか、実験です。

工夫したことをいくつか。

・空から落ちてきたカエルがおでこに当たるシーンを映像的に見せるバージョンも作っていましたが、回想が長くなるのでカットしました。
そこを含め、今回は自分なりにネームを修正するという作業を初めてすることがでました。
・ぼくの描くものは「間がない」と大井先生よりアドバイスをいただいたので、間をあけることを意識して作って、修正もしてみました。まだ詰まってるような気がします。ひとつのコマが詰まってないと不安になるようだということがわかりました。
・田中圭一先生回で話の出た「関与」を意識しました。だいたい、おしっこです。

・22頁も描いたのも初めてです。
・女子高生も初めて描きました!おっさんを描いているときの方が楽しかったですが、苦労してかわいい瞬間を探し当てられると気持ちがよいことがわかりました。でも、描きなれてないので、顔が安定しないですね。反省点です。

・女子高生を描くのにも苦労しましたが、
とにかくプロットづくりに苦労しました。
自分なりに、なんですが、今回は「勢い」に逃げずに、構成から作ることができました。
女子高生の額に蛙がくっついてる絵が浮かんだ瞬間に、キャラもストーリーもだいたい全部できました。

課題の上限を超えているので、講評対象にならないのは残念ですが、
もし「没入」して22頁一気に読んでもらうことに成功してたら、うれしいです。

文字数:686

課題提出者一覧