完成稿
平成末期の曲放ショー
完成稿に関するアピール
酷い内容のマンガですが、読んでくださり、ありがとうございます。
初ペン入れです。
つけペンで力を入れると、ことごとく線が滲むこと、
効果線引くとインクが定規の間に侵入し、べちゃーっと紙が真っ黒になること、
トーン削りの正解のわからなさ、スパッタリング!
等に苦心しました。
苦心しつつも、おっさんを描くことがとにかく楽しかったです!
尺八おじさんのいろんな姿態を楽しんでいただければ、幸いです。
ちなみに、「福富織部」という名前は、中世の御伽草子「福富草紙」に登場する翁からいただきました。
放屁芸で立身出世するという点が主人公と共通していたからです。同じようなことを考える人がいるものですね。
作画の反省点は、線の差し引きみたいなことができず、とにかく書き込むことしかできなかったことです。
ネームからの主な変更点は、以下です。
・1頁目に文字が多いというご指摘をいただきましたので、なるべく扉っぽくなるようにしてみました。
・2、3頁の流れがのっぺりしていたので、メリハリをつけるべく、受講生からアドバイスを元に修正しました。
・ツッコミ役の一般人が取材者という設定を捨てたので、併せていくつかセリフを修正しました
・タイトルを「平成最後の〜」から「平成末期の〜」に変更しました。織部の尺八曲放ショーは今夜もどこかで行われ続けているからです。
(※マンガ制作の勉強のため、8~13頁については、小学館 石塚 真一先生の『BLUE GIANT 1』39~43頁を参考にさせていただきました)
(※スキャンデータを縮小すると、トーン部分が妙な模様になってしまいましたが、解決方法がわからないので、この状態でUPいたしました)
文字数:693
ネーム
平成最後の曲放ショー
ネームに関するアピール
読んでくださり、誠にありがとうございます。
「性癖」と聞いて、湿っぽいというか湿度高めなものがいいのではないかと感じました。
ネガティブさが根本にある、という印象なのかも知れません。
いずれにせよ湿度高めなネームにはなりました。
馬鹿馬鹿しいものが好きです。
今回のネームも馬鹿馬鹿しさしかありませんが、申し訳ないくらいとても幼稚です。
ぼくは普段、自分なりに意識高いぶってるんですが、阿呆であることがすぐにバレてしまいます。
でも認めようともしません。プライドが高いのでしょうか。赤面ものです。
一方で、今でもうんことかおしっことか言うのが好きです。好きですと明言することは恥ずかしいです。
恥ずかしいのですが、そういう幼稚な部分を含めて出してみようと。
今回は中学生的な幼稚さが満載です。不快な気持ちになった方、ごめんなさい。
キャラを描けてないという個人的な課題がありましたので、稚拙な頭で考えて放り出したのがキテレツおじさんです。
キテレツなおっさんの絵を描くのは楽しかったです。
アシスタントの人のキャラをちゃんと考えれてなかったと反省です…。
「性癖」というお題について
好きなものを描くという点で、他に2パターンほど案を練っていたのですが、力不足でかたちにすることができませんでした。
なんで出来なかったのか考えなきゃならんと思っています。
それをやり遂げることが今回の課題だったように感じるからです。
文字数:591