イザンベールアナトール真悟

1992年2月23日東京生まれ。フランス人の父と日本人の母を持つ。在日フランス人学校に通い、多言語の飛び交う環境で失語症、吃音症を経験し、ナルシシズムに溺れる。慶應義塾大学で哲学を学び、現在東京芸術大学先端芸術表現科2年在籍。

ナルシシズムとはモチーフの喪失である。鏡に映る自らの姿に見入るほどその姿は曖昧となり、自分像は虚像と化して具体性を失う。だからこそ「モチーフを自動的に生み出す装置」としての物語を自分の外部に創ることを目指す。言語レベルに留まらずに、具体的なモチーフを何らかの正当な繋がりによって物語として構成するためのメソッドをこの場で発見し、実践したい。

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