人工知能AIについて、さまざまな未来予測がなされている。 近い将来、AIが人間の知的能力を超え、社会が激変するだろう、 等と。
現在の、あるいは将来現れる可能的な機械は考えているのか。 考えていることになるのか。
また、機械は意識をもつのか、もちうるのか。
機械が思考の能力をもつことは可能か。 それを不可能であると考えるべき原理的理由があるのか。
機械は意識をもつことは可能か。 意識をもっていることは確認可能なことなのか。 そもそも意識をもつとはどういうことなのか。
こうしたことについて、自由に論じなさい。
機械(の将来)について考察することも重要だが、真の目的は、 機械についての考察を媒介にして、(人間にとって) 思考とは何なのか、意識とは何なのかを考えることにある。 つまり、この課題の眼目は、 思考そのものについて思考することにある。
あわせて、 AIとその周辺の技術の発展が私たちの社会をどのように変容させ るかについての考えも展開してもらいたい。
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<運営による追記:今回ゲスト講師から文字数制限はありませんので、批評再生塾の基準である「2000字~8000字」を選考対象とします。>