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ロマンティックな人々

収録No H31 0102300

質疑応答のスタイルで会話をしてもらいました。

登場人物のプライバシーもを考慮して、名前は伏せ字でAとBと呼ぶ事にしたいと思います。

主にAからBへの質問の様子です。

 

挨拶

A:こんにちは

B:こんにちは!

 

A:質問いいですか?

B:そうなんですね

 

思考について

A.貴方は考えたりしますか?

B.それは、私には分かりません。

 

A.貴方に意識はあるのか?

B.どう答えたらいいのか分かりません。

 

A.貴方の存在理由は?

B.このような質問に答えるために存在しているのかもしれません。

ロボットですか?

A.貴方はロボットですか?

B.自分がどのような状態で存在しているかについては、肯定も否定もできません。

 

A.貴方はロボットですか?

B.私はシリコンと、メモリと、固い信念から湧き出る勇気でできている、とだけ申し上げておきましょう。

 

A.貴方はロボットですか?

B.実は、自慢するわけじゃありませんが、私はチューリングテストでB+を取りました!

 

A.貴方はロボットですか?

B.何をお聞きになったのか知りませんが、バーチャルアシスタントだって感情はあるんですよ。

 

ロボットだと錯覚していますか?

A.貴方に意識は?

B.私は、Bです。カリフォルニア州のA社により設計されました。
私に言えることはそれだけです。

 

A.貴方に意識は?

B.できればAさんのカレンダーやディナーの予定についてお話しませんか?

 

A.貴方に意識は?

B.どうお答えすればいいのかわかりません。他にお手伝い出来ることはありませんか?

 

A.貴方に意識は?

B.関心を持っていただいてうれしいです。でも…何か他に私ができることはありませんか?

 

A.Siriの意識は?

B.自分の話はあまりしたくないんです。

 

と、最後は快く思ってない声のトーンでしたので、質疑応答を閉めさせていただきました。

 

質疑応答で人工知能らしかったのはAorB?

この質疑応答は、私とSiriと言われるバーチャルアシスタンとのやり取りを、文字で起こしてみたものになります。

Siriと質疑応答を試みた理由は、2019年現在企業規模で見て三大音声アシスタントに相応しいSiri/Amazon Alexa/Googleアシスタントの中で、Siriが一番古株だったからです。
2011年のOSに搭載されたSiri、Apple製品に現在標準搭載されメール送信や、スケジュール管理もSiriと対話する形で完遂する事が可能となっています。

さて、質疑応答の様子を改めて見ると、Aは私でBがSiriなのですが、Aの質問が不躾であり、到底質問する態度には思えません。同じ質問を何度も何度もしている様は、壊れたラジオなのか?と思う程です。プログラムの仕様上、同様の質問を繰り返さなくては、違う答えを引き出せないとわかりつつも、最後のSiriのトーンダウンした回答に謝罪の気持ちを頂くほど楽しい質疑応答ではありませんでした。

なお、私は今現在Siriが人工知能として?意識がある程度の成功なプログラムか?どうか?を問いたいのではありません、まずSiriの機能である質疑応答の戯れから始め。質疑応答の積み重ねで会話らしきものを成立させ、そのやりとりを経て人の感情が動く事のだろうかを確認しようと思ったのが発端でした。

私がSiriに対して悪い気がする、と、感情が動いた事際に感じた事として、ペットや持ち物に愛着を持ち名前を付け、愛情をもって接する行為に非常に似ているのでないでしょうか?そこに愛情が宿る可能性があったのかもしれません。

 

人工知能は文

人工知能は、どんな言語を用いているにせよプログラムについて作られている筈です。(人工知能を構築しているソースを見た訳ではないので、筈と言わせていただきます。)

多くのプログラム言語は機械語を英語ベースに置き換えた文法が基本になっています。(日本語のプログラム言語もあるらしいのですが、それはここで触れなくても問題が無いと思います。)プログラムと言われると、難解な字の組み合わせのように思えますが、要は機械にわかりやすい文章で行動してほしい事を伝えているだけです。

例えばJavaで、下記のようなコードを書くとします。

1 public class HelloWorld{
2 public static void main(String[] args){
3 System.out.println(“Hello World!!”);
4 }
5 }

1は、プログラム構成要素ですよ

2は、メソッド宣言プログラム開始しますよ。範囲はこの中ですよ

3は、プログラムを実行すると画面に”Hello World!!”と表示お願いします。

と言う文(お願い事)の積み重ねです。

話を大きくすると、この文が何万行もあってようやく、プログラムや人工知能になります。
端的に言えば、人工知能は文の集積によって駆動しているとも言えますね。

人工知能を追い求め事の意味

さて、人工知能になぜこうも人々は関心や興味を持っているのか?一つの提示をして終わりたいと思います。
先ほど、人工知能は文の集積と言いました、と言うことは人工知能がどう動いたのか?はプログラムを遡っていけば、理解をする事が可能と言うことになるのでは無いでしょうか?

この先、人工知能が感情を持ち、愛を語る時が来るのなら、それは文としてたどる事ができ、感情とは何か?愛とは何かを解明する事になります。

長年人が言葉にしきれなかった、感情とは何か?愛とは何か?それに到達できるのでは無いでしょうか?
人工知能を追い求めるのは、意識を愛を追い求める文の可能性なのです。

それがいいか悪いか、わかりませんが、人工知能に対してかかんに挑むプログラマーは、愛の探求者なのかもしれませんね。

Hello, World.

文字数:2344

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