受講生の皆さんには、これから講座を受けてゆく中で、しっかり考え続けてほしいことがあります。
それは、SFとしての力と、小説としての力を、作品の中で両立させるということです。
皆さんはSFの書き方を学んでゆくことになりますが、それをのせる土台は小説です。SFとしてすぐれたアイデアやビジョン、テーマも、小説として面白く書く意識があるかどうかで、生きもすれば死にもします。
ですから、物語を、自分が設定したアイデアやビジョンやテーマを用いて、クライマックスで読み手をつかむことを意識して組み立ててみてください。SFなので、驚きがあるものとします。
クライマックスの定義は、今のところ、「ラストの少し手前」という位置関係にある盛り上げどころだと単純化しておいてください。
(長谷敏司)

課題提出者一覧