テーマ

「『ないわー、でも漫画だし』」

  • 課題提示、ネーム審査:TAGRO
  • 実作審査:こうの史代
  • ネーム・実作審査:西島大介
  • ネーム・実作審査:さやわか

ネーム提出締切| 2017年6月18日(日)

ネーム講評会| 2017年6月25日(日)

完成稿提出締切| 2017年7月8日(土)

完成稿講評会| 2017年7月15日(土)

「漫画性、漫画っぽさ」というテーマで課題を出して欲しいと依頼があり正直頭を抱えました。何をもって漫画とするか。

単純に「漫画っぽさ」を課題にすると、既存の漫画表現に即しているかの「あるある」が評価になってしまう気がしました。

他の媒体と比べて漫画の独自性を考えると「動かない絵と聴こえない音」という表現手法だけで何十年もサスペンドしたまま娯楽性を認められているものとしか僕には思い当たりませんでした。
これでは従来の手法の中で自由に描いて下さいとしか言えません。

 そこで雑に考えることにしました。
世間には「漫画じゃないんだから」と一笑に付される例えがあります。それこそが漫画なのではないかと。

現実が世知辛く複雑で理不尽だからこそ、フィクション(非現実的)でありつつベタ(通俗的)なものが存在していられるのかなと。
それを言ったら漫画に限らないんですけど、「映画」よりも「アニメ」よりも「ゲーム」よりも「漫画じゃないんだから」という言葉がやはり一番しっくりきます。

というわけで、「ないわー。でも漫画だし」で許されるものを描いてみて下さい。
絵の表現でもオチでも途中でも構いませんが、心掛けて欲しいのは「作中の世界や登場人物の中ではこれはあり得ない設定」でなく「意味はわかるけど現実では反則的」ということです。

課題提出者一覧