《活断層を身体化する5つのステップ》

作品プラン

《活断層を身体化する5つのステップ》

《活断層を身体化する5つのステップ》140字ステートメント

1 へんな地形を知る

2 航空写真を眺める

3 地形図と見比べる

4 ヘンな地形をなぞる

5 歴史を忘れない

(45字)

《活断層を身体化する5つのステップ》

平成28年熊本地震は、布田川断層帯の布田川区間の活動断層により発生したとされているとおり、日本を災害大国たらしめている一因に活断層がある。

そもそも活断層(active fault)という語が登場するきっかけとなったのは、1906年サンフランシスコ地震であると言われており、サンアンドレアス断層の一部が全長450kmにわたって地表変位(最大6m)したことで注目された。

日本においても、渡辺丈吉らによる1927年丹後地震における地震断層報告書の「我が日本の地震国に於ては特に地震帯と称せらる地域に就て豫め地質を系統的に精査し新規の断層を感知し置き以て他日に備え震災の軽減を図る資料となすこと最も緊要なりとす」が活断層に対する国内最初期の言及であり、他の災害の要因となる地形変動と比較して活断層は近代的な視座といえる。

さて、地形情報は航空写真から衛星画像、航空レーザ測量と、技術革新によるデジタル化が進んでいるところであるが、活断層の判読は、地形発達史への素養と地形に対するある種の審美眼が必要なことから、画素の演算ではなく、技術者による目視によるものとなっている。

すなわち活断層は身体で捉えるものであるのだ。

今この国で立ち上がろうとしている巨大な土木の物語に向き合うため、次の点順で活断層を身体化する。

 

1 「第四紀後期における断層・褶曲運動を考えずには、地形の成り立ちを合理的に説明することができない地形」を把握する

2 航空写真判読から第1項に示す異常地形を判読する

3 第2項における判読結果を地形図により精査する

4 異常地形を描写する

5 地域の地形発達史への参照を忘れない

 

 

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文字数:790

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