ただし、そのほとんどすべてを他者の言葉からの引用によって構成すること
引用する作家(文学者、哲学者、自然科学者等々、表現の分野や有名無名は問わない)は一人でも複数でもかまわない。当然のことながら、他者の言葉を恣意的に改変することは許されない。無数の他者の言葉を、自己の言葉によってつなぎ合わせ、ひとつの物語として提出すること。そのため、一つ一つの引用はあまり長文にならないことが望ましい(もちろん例外も認められる)。他者の言葉と自己の言葉を明瞭に区別し、出典はすべて明記すること(その方法は問わない)。「引用」もまた、自分の手を、あるいは身体を用いて実際に書き、血肉化すること。
「批評」とは解釈学である。他者の言葉を読み込み、自己の言葉として再構築する試みである。それを実践してもらいたい。作家論もしくは主題論の原型を創ること。

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