ABOUT

概要

ゲンロンは、2016年の秋、劇団SCOTの協力のもと、利賀芸術公園(富山県南砺市)にて2泊3日のセミナーを開催します。
セミナーのテーマは「幽霊的身体を表現する」。肉体性を失ったコミュニケーションが溢れ、仮想人格やキャラクターが行き来するインターネットの時代に、あらためて身体を表現するとはどういうことなのか。このセミナーでは、その課題に「幽霊的身体の表現」という角度から取り組みます。
プログラムには、鈴木忠志の解説による劇団SCOT稽古見学、平田オリザ指導による戯曲制作ワークショップ、金森穣とnoismの舞踊デモンストレーション、梅沢和木の創作実演、大澤真幸と佐々木敦と東浩紀が出席するシンポジウムなどが含まれます。初日夜には講師を交えた懇親会も開催。磯崎新設計の施設が点在する森閑とした芸術公園内で、現代日本を代表する演出家、劇作家、批評家、社会学者らと創作論を交わす贅沢な時間をお過ごしください。
芸術の聖地での白熱の3日間。ゲンロンだからこそ設計できる特別なプログラムです。多くの方のご参加をお待ちしています。

東浩紀

PROGRAM

プログラム

日付 時間 日程
9月10日(土) 7:50 フライト利用羽田空港国内線第2ターミナル集合
※ ANA313便にて富山空港に向かいます(8:50発、9:50着)。
※ 着後、現地集合の方と合流し、専用バスで利賀芸術公園まで移動します。
10:00 現地集合JR富山駅集合
※ JR富山駅までの往復交通費は各自負担となります。
※ 利賀芸術公園まで専用バスでの移動となります。
11:30 利賀芸術公園着、宿舎へ
※ 宿泊場所は利賀芸術公園内「利賀創造交流館」となります。大部屋での宿泊のみとなります。
1人部屋などのご希望は受け付けられませんので、ご了承ください。
12:00-13:00 昼食
13:00-15:00 劇団SCOT舞台稽古(スズキメソッド)見学会

seminar2016_program_suzuki
15:30-18:30 講義1
情報時代の身体表現
梅沢和木+大澤真幸+金森穣+佐々木敦+東浩紀
※ 美術家の梅沢和木、舞踊家の金森穣による実作のプレゼンテーションののち、社会学者の大澤真幸、批評家の佐々木敦、ゲンロン代表の東浩紀が、情報時代=幽霊の時代の身体表現をめぐり、議論を行います。

Noism1_PLAY2PLAY_2013_1746

Noism1『PLAY 2 PLAY−干渉する次元』
(改訂版再演)2013 撮影:篠山紀信
seminar2016_program_umezawa

梅沢和木《SPECTRAL TOWER》
18:30-19:30 夕食
19:30- 懇親会
※ 宿舎内食堂に飲料持ち込みでの懇親会となります。ゲンロン側であるていどのアルコール類をご用意します(有料)。飲料持参歓迎です。
9月11日(日) 8:30-9:30 朝食
9:30-10:30 ワークショップ
幽霊時代の口語演劇1
平田オリザ
※ 劇作家の平田オリザの指導のもと、人間とキャラクター、ボット(幽霊)などが混在するSNSのコミュニケーションから、現代口語演劇の戯曲を作り出すワークショップを行います。ワークショップには講師も参加します。
10:30-11:30 利賀芸術公園見学会
※ 劇団SCOTのスタッフによる案内のもと、磯崎新設計の施設が点在する利賀芸術公園内を見学します。自由参加となります。
12:00-13:00 昼食
13:00-18:00 ワークショップ
幽霊時代の口語演劇2
平田オリザ
18:30-19:30 夕食
20:30-21:30 講義2
鈴木的身体と記号的身体
鈴木忠志+大澤真幸+東浩紀
※ 2人の講師による身体論のインタビューを行います。
9月12日(月) 8:30-9:30 朝食
10:00-12:00 ワークショップ講評会
平田オリザ+大澤真幸+佐々木敦+東浩紀
※ 前日のワークショップの成果に対し、講師による講評会を開催します。
12:00-13:00 昼食
13:00-16:00 講義3
身体、幽霊、記号
大澤真幸+佐々木敦+東浩紀ほか
※ 大澤真幸、佐々木敦、東浩紀の3人による身体論の講演ののち、講師陣および参加者を交えてのセミナー総括のシンポジウムを行います。
17:30 利賀芸術公園出発
※ JR富山駅まで専用バスでの移動となります。
18:30 フライト利用富山空港着
※ フライト利用プランの方はANA322便にて羽田空港に向かいます(19:35発)。
19:30 現地集合JR富山駅にて解散
20:40 フライト利用羽田空港着、解散

※ 各プログラムの開催時間・タイトルなどは変更になる可能性があります。

LECTURERS

講師

鈴木忠志

鈴木忠志|すずき・ただし

1939年生まれ。演出家。1966年、劇団SCOT(Suzuki Company of Toga-旧名 早稲田小劇場)を創立。1976年、早稲田から富山県利賀村に本拠地を移す。1982年より、世界演劇祭「利賀フェスティバル」を毎年開催。独自の俳優訓練法は世界各国で学ばれている。岩波ホール芸術監督、水戸芸術館芸術総監督、静岡県舞台芸術センター芸術総監督歴任。BeSeTo演劇祭創設者、シアター・オリンピックス委員。舞台芸術財団演劇人会議初代理事長。主な演出作品に『リア王』、『ディオニュソス』、『シラノ・ド・ベルジュラック』、『トロイアの女』、『劇的なるものをめぐってⅡ』。主な著書に『内角の和』(而立書房)、『劇的言語』(共著、白水社)、『騙りの地平』(白水社)、『越境する力』(PARCO出版)、『演劇とは何か』(岩波書店)、『演出家の発想』(太田出版)。

大澤真幸

大澤真幸|おおさわ・まさち

1958年、長野県松本市生まれ。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授などを歴任しながら、主体とは、近代とは、資本とは、宗教とは……と、社会学的領域のみならず哲学・文学・宗教など多様な角度から人間と社会のありようを論じ続けている。著作に、『不可能性の時代』(岩波新書)、『ふしぎなキリスト教』(橋爪大三郎氏との共著/講談社現代新書)、『二千年紀の社会と思想』(見田宗介氏との共著/太田出版)、『夢よりも深い覚醒へ――3・11後の哲学』(岩波新書)、『〈世界史〉の哲学』(講談社)など多数。
撮影:尾崎誠

平田オリザ

平田オリザ|ひらた・おりざ

1962年東京都生まれ。劇作家、演出家。劇団「青年団」主宰。こまばアゴラ劇場芸術総監督、城崎国際アートセンター芸術監督。東京藝術大学COI研究推進機構 特任教授、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐。平田の戯曲はフランスを中心に世界各国語に翻訳・出版されている。2002年度以降中学校の国語教科書で、2011年以降は小学校の国語教科書にも平田のワークショップの方法論に基づいた教材が採用され、多くの子どもたちが教室で演劇を創作する体験を行っている。近著に『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書)がある。
撮影:青木司

佐々木敦

佐々木敦|ささき・あつし

1964年生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。
『ex-music(L)』『同(R)』(アルテス・パブリッシング)、『「4分33秒」論』(Pヴァイン)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『批評時空間』(新潮社)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『ニッポンの思想』、『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)など著書多数。近著に『ゴダール原論』、『例外小説論』、『ニッポンの文学』がある。
撮影:新津保建秀

金森穣

金森穣|かなもり・じょう

1974年生まれ。演出振付家、舞踊家。りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督、Noism芸術監督。17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で舞踊家・演出振付家として活躍後帰国。04年4月、日本初の劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。14年より新潟市文化創造アドバイザーに就任。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞ほか受賞歴多数。www.jokanamori.com
撮影:篠山紀信

梅沢和木

梅沢和木|うめざわ・かずき

1985年生まれ。美術家。武蔵野美術大学映像学科卒業。ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し発表している。2013年に「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」などの展示に参加。2010年に個展「エターナルフォース画像コア」、2012年に個展「大地と水と無主物コア」を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。
撮影:水津拓海(rhythmsift)

東浩紀

東浩紀|あずま・ひろき

1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社で批評誌『ゲンロン』を刊行。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『弱いつながり』(幻冬舎)など多数。

APPLICATION

募集概要

定員

40名
※先着順での受付となります。定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。
※15歳未満の方は、保護者の同行が必要となります。

募集期間

2016年7月8日[金]− 2016年8月15日[月]

受講費用

現地集合プラン:JR富山駅集合

ゲンロンスクール2016年度受講生
78,000円(税込84,240円)
ゲンロン友の会第6/7期会員
90,000円(税込97,200円)
一般
98,000円(税込105,840円)

フライト利用プラン:羽田空港集合

ゲンロンスクール2016年度受講生
108,000円(税込116,640円)
ゲンロン友の会第6/7期会員
120,000円(税込129,600円)
一般
128,000円(税込138,240円)

※ ゲンロンスクール受講生優待は、新芸術校標準コース第2期・上級コース第1期、批評再生塾第2期、SF創作講座第1期の各受講生が対象です。
※ ゲンロン友の会会員優待は、第6期あるいは第7期の会員の方が対象となります。
※ スクール生優待と友の会会員優待は重複して適用することができません。
※ 現地集合プランの受講費用は、JR富山駅からの送迎、2泊の宿泊費、7回分(昼夜朝昼夜朝昼)の食費を含みます。
※ フライト利用プランの受講費用は、羽田空港往復の航空券、富山空港からの送迎、2泊の宿泊費、7回分(昼夜朝昼夜朝昼)の食費を含みます。
※ 現地集合プランをご利用の場合、集合場所のJR富山駅までの交通費は自己負担となります。
※ JR富山駅および富山空港への送迎バスの運行は行きに1回、帰りに1回のみとなります。
※ 国内保険の加入を希望される方には、別途ご案内をさせていただきます(保険代金が別途必要となります)。
※ 宿泊場所は利賀芸術公園内のセミナーハウス「利賀創造交流館」の大部屋となります。1人部屋の希望は受け付けることができませんので、あらかじめご了承ください。
※ 利賀芸術公園近辺にはレストラン、コンビニなどはございません。ご注意ください。
※ 天災地変、官公署の命令、火災などによる損害、参加者ご自身の故意または過失による損害、その他の弊社の関与し得ない事由による損害に関しては、弊社は賠償の責任を負いません。
※ その他、旅行規約やキャンセル時の返金などは、株式会社エイチ・アイ・エスの規定によります。お申込みの際に必ずご確認ください。

開催場所

富山県利賀芸術公園(富山駅より車で1時間)
〒939-2513 富山県南砺市利賀村上百瀬48番地

お申込み

お問い合わせ

ゲンロン 担当 上田洋子
info[at]genron.co.jp
H.I.S. エコ・スタディツアーデスク 担当 大田原康裕
study[at]his-world.com
※ セミナーの内容についてはゲンロンにお問い合わせください。